会社勤めをしていて、役職という「指輪」に対する
考え方が正反対な人間ほど困ってしまうものはない。

GEEはバブル期に散々「指輪の魔力」で権威権力を振りかざし、
驕り高ぶりブイブイ言わせて世渡りして来たので、その恐ろしさ
を知ってしまった今では「指輪を捨てる旅」に出ているようなもの。

役職者が「指輪の魔力」を使うことは利権に溺れる餓鬼道と同義。
でも、ほとんどの人間は「その指輪を欲しがるゴラム」だ。

概して、経験も基礎知識も無い者に限って「指輪」を欲しがる。
その魔力を頼りに無謀な采配を取りたがる。

どの業界も、幼児が無邪気に図画工作やってるわけじゃない。
様々な法規制や商慣習の下で遵法精神に則ってなんとか
仕事になってるんだから。

「指輪の魔力」を使うことが無邪気にも国(=会社)を滅ぼす原因を
作っていることにさえも気づかないでいる。

全く困ったものだよ、「指輪の魔力」ってやつは。      
ギターを買い与えた末娘が、ドヴォルザークの
「新世界より」をそのギターで弾きたいと言い始めた。
小学校卒業前の学芸会で弾くのだという。
子供ってイメージ先行で、全く突拍子もないことを
言い出すものだ。

ギター用のスコアなんて存在するのかと思いながら
あちこちに問い合わせて見たけど、無い。

どなたか、心当たりの方はいらっしゃいませんか。

もし、ギター用のタブ譜、コード譜等に心当たりが
ある方がいらっしゃれば、GEEのHPのメアドまで
ご連絡頂ければ幸甚です。                   
なんだかアタマが重いし、カラダが痺れた感じなので、
月曜早々から会社を休んで、かかりつけの医者に行ったら
高血圧の諸症状と、例年の花粉症の症状(?)だって。

しかも、血圧はかられ、心電図とられ、血液検査までされて、
「風邪は大したことないから、今日は安静にしてなさい」って
血圧降下剤と、いつもの花粉症のクスリを処方された。

「風邪薬は」って聞いたら、「必要なし」とのこと。

で、保険診療の3割自己負担額が
診察料3,230円+薬代2,180円=計5,410円也。
あらためて、医者って儲かる(藁

さらに、しばらく通院治療を要すということに。
血圧が158-120もあったしな。
3回深呼吸して、測りなおしても140-100だったもんなぁ。

でも、GEEは、風邪薬が欲しかっただけなんだい!って、
ワガママ?                    
末娘がこの3月で小学校を卒業するので
前々から欲しがっていたギターを買いに
新宿まで二人で出かけた。

で、結局は高校生の姉が持ってるのと同じ
エレアコを色違いで購入。

ストラップやらカポタスト、チューナー
にスタンドまで買い揃えると結構な額に。

でもまあしょうがないかって、親バカ。

昼食は、PePeの地下にあるイートインコーナー
に行ったんだけど、麺好きな末娘が「フォー」
を食べたいというので、ベトナム料理の店で
鳥肉入りのフォーとベトナムカレーを食す。

食べてる途中で「さすがにベトナムで発生した
鳥インフルエンザの影響でお客さんが少ないね」
と末娘に言ったら、ぶんむくれてしまいました
とさ(藁。

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【秘密日記あり】             
亀井農相が、アメリカ牛の部分解禁もあり、との発言。
日本輸出分のみ全頭検査をすれば良し、との見解。

てことは、今まで日本に関係ない牛まで検査しなきゃ
買ってやんねえぞって言ってたのかい。そりゃ、内政
干渉じゃ。ウチにおすそわけしてくれるのはいいけど、
その前にアンタの家の中を大掃除して、完全消毒して
からウチに持って来てと言ってたのね。

鶏や豚まで危なくなって、食肉の市場価格が暴騰したら
これまた責任問題で、自分が失脚しかねないものねぇ。
ほんと指輪物語じゃないけど、権力を持つって大変だ。

結局、世の中こんなもんかね。牛丼復活の見出しが踊る
のはもうすぐってことね。イラク派兵を撹乱する戦法か?
牛、鶏に続いて、とうとう豚までがウイルス感染源だって。
ついでにアメリカ産の鶏も怪しいということで、輸入禁止
措置がとられる見込み。

たとえBSE感染の確率が、海岸で水遊びをしていて人食鮫に
襲われる確率よりも低いと分かっていても、万が一の際に
自分が突っ込まれてオイシイ地位を失うことのないように、
次々「先手」を打って「後ろ向き」な施策を発表しても、
痛くも痒くもないのがお役所仕事。

お手盛り補助金バンバン積んでるけど、それ僕たちが払った
税金なんですけど。あんたの貯金崩して、自腹切ってるわけ
じゃないんですけど。

でもね、当のアメリカでは「吉野家のBeef Bowl」が健康食
としてもてはやされてるんだってさ。やっぱり何かヘン。

不況の影響でオエラガタたちの思考回路が地位を守る為の
自己防衛に汲々とする余り、一般庶民の感覚と不協和音を
奏でてるとしか思えないね。

introspection

2004年2月5日 ポエム
他人をなじるとき
自分の姿は忘れてる。

殺るとき
殺られる気持ちは忘れてる。

その行為を
正当化することばかり考えてる。
どけというから
すなおにどいたのに。

めざわりというから
めのまえからきえたのに。

いまごろになって
むせきにんに、すべてをなげだして
でていったみたいに
いいだすなんて。

くちうるさく、せいろんかたられる
ことがうっとうしくて
くうでたぁせいこう
とばかりに、ついきのうまで
ほっとしていたじゃない。

たちばがわるくなったとたん
それはないんじゃない。

敬天愛人

2004年2月3日 エッセイ
GEEの座右の銘

自分なりにこう解釈してる。

「敬天」 上司の顔色を伺うことではないよ。
     独尊モードにならないように、常に
     自分の卑小さを知ることと捉えてる。

「愛人」 援交女のことではないよ。
     生理的な好き嫌いで他人を判断しないで
     愛をもって人と接することと捉えてる。

ちょっとね、いろいろ考えるところがあってさ。
今一度、人生を真摯に見つめ直そうと思うのです。
4年ぶりに本社へ出社。
といっても4年前とは違う場所。
某高層ビル41F。

朝08:40からのラジオ体操。
けっこう身体がほぐれる。引き締まる。
4年間の関連会社在籍中には無かった習慣。

ふやけた集団から、再び実業の世界に戻る。
みんなオトナ。わけのわからん野生児はいない。
本来あるべきビジネスの姿がここには存在する。
ネジ巻き直さなきゃな。弾き飛ばされないように。

改装!

2004年2月1日 日常
日記ページのレイアウトもGEEの周辺環境も
すっかり、スッキリ変わりました。

心の闇

2004年1月29日 時事ニュース
最近、人間性のカケラもない事件が多いですねぇ。

弱い者、おとなしい者、抵抗してこない者を見つけると、
とことん集団でなぶりたおすみたいな事件が。

岸和田市では、継母が懐かないという理由で中学生の義理の息子を
実の父親と共謀して暴行、餓死させようとした事件。

新聞販売所の寮で、段ボールの中から見つかった女性死体遺棄事件。

千葉の方では、娘の友人たちと一緒になってビール瓶やアイスピックで
別の娘の友人を集団暴行していた母親。

浮浪者に暴行を加えて、川に飛び込ませて溺死させた少年たち。

「殺す側の論理、殺される側の論理」というタイトルの本があったけど、
誰も被害者になった時の痛みや悲しみを感じなくなっているのだろうか。

一歩間違えれば、普通の暮らしや組織でもこんな「心の闇」のようなことが
起きている。

長い不況で荒んだ心が、集団での肉体的、精神的なイジメやシカトを
生み出している。
そうすることで自分が優位に立ったかのような錯覚に陥っている。
オトナもコドモも。

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【秘密メモ】
いやぁ風邪ひいちまっただよ。って感じです。

ここんとこ「寒空お詫び行脚」で外回りが多かったから、
世間のハヤリモノは風邪まで即、吸収してしまう自分が
カナPie!

で、本日は有給休暇消化中ってヤツです。

ま、GEEの主義として社畜なリーマンがよくやるズル、
朝会社に来るなりボードに「通院」とか書いて
半日もダラダラ私用外出する様な、ダンディズムも
プライドも無い真似はできましぇん。

それはリッパなサボタージュだよ、キミぃ。
本当は、半休ってやつだよ、エェ。

そんなことをヘイチャラ公然とやってのけるヤツ、
それを見て見ぬふりですましてる上司、同僚。

日の丸にっぽん株式会社によくある構図。
その小狡さがこの国もあんたの会社もダメにしてんだよ。

体調悪けりゃ、スパっと休む。有給休暇を消化する。
自己責任で権利を削ってく。付与日オーバーしたらば
当然、欠勤扱いで減給してもらう。

それがマトモな人間のイキザマよ!
(でも体調管理が万全でないのは、ちょっと自己反省/w)

今時、夜間だって、土曜日だって、ヘタすりゃ日曜、
祝日だって、病院は営業してるぜ。

平然とタイムカード押してから、勤務時間内に病院へ
お出かけしてるようなキミ!
即、性根アラタメたまえ。

特に「いつもの歯の治療に」なんて歯石削りに行ってる、
そこのネーチャン。

これ以上、会社をクイモノにするのはモウやめてね。

「それくらい正社員なんだから別にいいじゃないですか。
土曜日とかは混んでるんで待ち時間が長いんですよね。
予約も都合のいい時間になかなか取れないんですよね。
せっかくの休日が病院通いで潰れちゃうんですよね」

と言い放ったバカがいたけど、会社は正社員に有給休暇を
消化する権利は与えても、勤務時間内に病気という理由の
「私用」でサボタージュする権利はハナから与えてなんか
いねえんだよ。就業規則を読み返してみろ。

にしても、アタマ痛い!熱が下がらん!筋肉痛い!

ところで、風邪は誰かに移せば治りが早いって、
まことしやかなウワサはホント?

なら、会社に行こうかな(爆

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【秘密メモ】

金言

2004年1月27日 エッセイ
イギリス人気質は、
「キミはジェントルマンだからできるよね」
と諭されると指示に従う。

ドイツ人気質は、
「これは命令です」
と号令をかけられると指示に従う。

日本人気質は、
「まわりの皆がこうしてるよ」
と言われると指示に従う。

のだそうな。

GEEは残念ながら、ここでいう付和雷同型の
日本人気質ではないな。

ドイツ人気質のように、忠犬型でもないな。

イギリス紳士とはちょっと違う、
武士道の精神に基づいた、ダンディズムで貫きたいな。
今年に入って身の回りが激変状態です。
仕事もプライベートも、じっとしていては
くれません。

ぼぉっとしているのは、性に合わないので
色々あるのは楽しいのですが、人間関係に
おいて悪い方向に進んだり、切り捨てて行
かねばならない状況は、クールに生きたい
と常々思うGEEですがやはり辛いものがあ
ります。特に自分より弱い立場にある者や、
何かと慕ってくれる場合はね。

でも「泣いて馬謖を斬る」ということも、
考えねばならない局面はあるものです。
そんな時は、自己の保身や、安易な情愛に
流されることのないように、自分を律して
進まねばなりません。

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【秘密メモ】
牛肉に続いて、鶏肉、鶏卵までもが、ヤバイ!

いったいどうなってんの。そういえば、こないだは
鯉もダメっていってたよな。あ、そうだマグロも
たしか水銀中毒の恐れアリなんだよな。

それから、イクラとか塩辛みたいな塩蔵海産物を
毎日食べると、発癌率が3倍になるとも言ってたな。

てことは、塩ジャケもヤバイのかな?

どうすりゃいいの、この状態。

吉野家のアワテヨウをワラッテタ同業者たちも
対策メニューに用意していた鳥&卵メニューや
魚メニューさえもアブなくなってきましたよ。

食べ物ショーバイはほんとムヅカシイやね(藁

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【秘密メモあり】

競馬

2003年12月28日 時事ニュース
ずいぶん久しぶりに馬券なんぞ買ってみた。
有馬記念。

やっぱりスゴイね!シンボリクリスエス。

血統に恵まれているのは当然のことながら、
さらにその才能を開花させてくれる厩舎、
調教師、騎手たちの力添えがあっての勝利。

そしてファンの声援に応えた有終の美を飾る
9馬身差のレコード、ブッチギリの力走には
「感動した!」
の言葉以外はなにもない。

さて、GEEはというと、シンボリクリスエス→
リンカーン→ゼンノロブロイと昔ながらの堅実
3点買いで、しっかり戴きました。ホクホク。

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【秘密メモ】
GEEはラルフブランドのシルエットが大好き。

でも、カジュアルコートやビジネスコート、
ネクタイに靴下(あたりまえか/爆)は
何とかフィットするものがあるけど、
スーツだけは全然オヤジ体型に合うモノがないッ(T_T:

で、しょーがないから、オーダーする。
しかもすぐにマタの布地が擦り切れて傷むから、
2パンツでオーダーしてる=さらに高くつく(笑)。

これって、自分でもなんか可笑しいゾと思う行動。

「ラベルが欲しいだけなんじゃないの?」
「フツーのオーダーショップで作った方がいいんじゃないの?」
と、夏も冬も毎年必ず、カミさんには嫌味を言われ続けてる。

でも生地とか、フィット感が気に入ってるんだってば(意地)

72へぇ。

2003年11月9日 エッセイ
末娘の合唱コンクールの帰りに
投票いってきました。
さて、結果はいかがなもので?

話は変わりますが、井筒和幸監督が
巷でモテモテなんだそうですね。

実はGEEは監督の『ガキ帝国』(ATG,81年)
という映画に出てるんです。

冒頭のシーンで、島田紳助がバスの中から、
「あいつらが南大阪レジャー合理化クラブや」
というセリフを吐くとき、対向車線側の歩道を
子分従えてヤンキー歩きしてるのがGEEなんです。
(ほんの数秒、しかも超ロングアングル/笑。
で完全にエキストラ並みなんだけど、なぜか
その役名がある/爆笑)

たまたま劇団の稽古場をプレイガイドジャーナル社
からの依頼で、この映画のために貸していたの
が出演のきっかけだったんだけど、20年余の
歳月を経て、昔の思い出が浮上して来るなんて
なんとも不思議なもんだね。

DVDまで出てるそうで、1枚買ってノートPC
にでも仕込んで、飲み屋で自慢してみるかな(超爆烈)

as time goes by

2003年11月8日 エッセイ
年齢を重ねるにつれ、時は加速度を増して
過ぎて行く。10歳の頃にはまだ50年も
生きていられるという心理的余裕からか、
1年がとてもゆるやかに流れていた。

50歳になるまでの年齢を片手の指で数え
られる今では、10歳の頃の5倍の速度で
時は過ぎて行く。つい昨日のことのように
思っていた出来事が、実は何年も前のこと
だったなんてのは最近よくあることだ。

あと10年余りでこの命も尽きると思うと、
残された時を悔いの無いように精一杯充実
して過ごさなければ勿体ないな、と思う。

ただ不思議なもので、10歳の頃に「死」に
対して抱いていた言い様のない恐怖感は、
この年齢になると全く消え失せてしまう。

それは、今に至るまでに遺すことができた、
仕事の実績に対する自信と、3人の子供達
と言う形で継承できた、自らの遺伝子への
安堵からくるものだろうか。

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【秘密メモ】

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