イナカモンの高校生

2005年3月25日
GEEもかつてイナカモンの高校生だったわけですが、田舎で優秀
な高校生は、大抵の場合、医者であったり、政治家であったり、
高級官僚になる自分の将来像を描いている。
ちょっと毛色の変わったヤツは、中央のメディアの典型としての
TV局や新聞社で働いて、のし上がっていく自分を夢見ている。

ところが、たとえば東大に入学してみて、年を重ねるにつれ、夢
は夢に過ぎないことに気がつきはじめる。メディアに易々と就職
できるのは、政治家や大スポンサーの子息で、ほとんどがコネで
入社しているわけだし、よしんば実力で入社できるとしても、W
スクールで大枚の授業料を払える余裕がないと無理だと気づく。
意欲もそがれ、ヤケのヤンパチで大学を中退してしまうヤツまで
現れる。(=高卒資格。ますます就職枠が限定されることになる)

そんな都会の真実に、挫折を味わった少年が、ひょんなことから
成功して巨万の資金をつかんだ時、あの頃の夢を果たそうと、TV
局の経営者として君臨してみたいと考えたとしても、まぁ不思議
ではないんだよね。

以前日記に書いた「社長になりたかった先輩」と大差ないけど。

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【秘密メモ】

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